あなたのみことばは, 私の 足のともしび, 私の 道の 光です.
詩篇 119:105

みことば

まことの礼拝

投稿者
hirakata
投稿日
2020-10-21 10:42
閲覧数
2090
 「イエスは彼女に言われた。『女の人よ、わたしを信じなさい。この山でもなく、エルサレムでもないところで、あなたがたが父を礼拝する時が来ます。」(ヨハネ3:21)

 現代は、宗教の危機の時代です。それは、日本やアメリカ、ヨーロッパにおいて顕著です。なぜなら世界の支配的な風潮が、「全能者など、神など存在しない」と声を揃えて主張しているからです。「表現の自由」という言葉も、神を否定するために利用されています。そのような流れに抵抗することは簡単ではありません。学校やマスコミ、科学者たちが一丸となって、人々にその「無神論」を洪水のように注入しているのです。

 宗教の危機は、キリスト教だけの話ではありません。日本の仏教も、生き残りをかけて「お寺ホテル」を建設しているという記事を見ました。「仏教も大変なのだ」と、ある種の仲間意識を持ってしまいます。不信仰の時代にあって、どうして仏教もその影響を受けないことがあるでしょうか。

 「たとえ教会の建物がなくなり、説教者がいなくても、聖書に心を向ける人がいれば、キリスト教は生き続けるのです」と語った人がいました。なるほどそうだと、思わされたのです。信仰を持ってみことばに向かうとき、天からの応答があり、行いへと導かれます。それこそがまことの礼拝です。できるだけ多くの人とともに捧げる方が良いかどうかは、別問題です。キリスト教のいのちは、一人の信仰者の存在にあります。立派な建物や、有名な説教者でなくてもいいのです。

 コロナ禍の中で、そのことを教えられているのかも知れません。大きな建物や有名な牧師、洗練されたプログラムや華やかな音楽を求めることを一旦やめてみなさい。そんな意味なのかもしれないと…。

 「女の人よ。わたしを信じなさい。」とイエスさまは、名もなき異邦人の女に言われました。それこそが、ほんとうの礼拝の土台なのです。どことか、誰とかではない。どこでも、誰とでも、ほんとうの礼拝が捧げられるのです。イエスさまは、その時代の訪れを告げられました。私たちは、その原点に帰るべきなのではないでしょうか。

合計 79
手順 タイトル 投稿者 投稿日 推薦 閲覧数
79
異邦人が求めるもの
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志を立てさせ
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77
さばいてはいけません
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76
互いの間に愛があるなら
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75
約束と信仰
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74
人生という辛い仕事
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73
義に飢え渇く者
hirakata | 2023.08.24 | 推薦 0 | 閲覧数 133
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72
知恵ある者の思い計ること
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71
その希望のゆえに
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70
何のことか分からなかった
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