みことば

終わりのしるし

投稿者

hirakata

投稿日

2020-12-08 08:21

閲覧数

2256

　「あなたがたは気をつけていなさい。わたしは、すべてのことを前もって話しました。」（マルコ13：23）

　終わりの日とは、世界の終わりのことです。人間が支配し、支配される歴史はやがて終わりを迎えるのです。それがいつなのか、弟子たちはイエスさまに聞きました。イエスさまは答えます。「その日、その時がいつなのかは、だれも知りません。父だけが知っておられます。」（マルコ13:32）。父なる創造主の専権事項です。だからといって、油断してはならないと言われます。「目を覚ましていなさい」と13章で三度も警告されているのです。「それはちょうど、旅に出る人のようです。家を離れるとき、しもべたちそれぞれに、仕事を割り当てて責任を持たせ、門番には目を覚ましているように命じます。」（マルコ13:34）

　その日はわかりません。しかし、しるしについては教えてくださいました。人、戦争、民族間・国家間の紛争、地震や飢饉、（ユダヤ人による）福音宣教と迫害、反キリスト（＝「荒らす忌まわしいもの」）、大患難、天変地異です。「そのとき人々は、人の子が雲のうちに、偉大な力と栄光とともに来るのを見ます。」（マルコ13:26）

　もう一つの重要なしるしがあります。イスラエルの建国（1948年）です。「いちじくの木から教訓を学びなさい。枝が柔らかくなって葉が出てくると、夏が近いことが分かります。同じように、これらのことが起こるのを見たら、あなたがたは、人の子が戸口まで近づいていることを知りなさい。」（マルコ13:28−29）

　まさに、刻一刻とその時に近づいているように思えます。聖書の預言が動き始めているかも知れないのです。キリストを信じる者たちは、目を覚まして警戒する門番の使命が与えられています。「その日」について惑わす者が大勢出てくるでしょうから、騙されないようにしなければなりません。

　コロナ禍を通して、終末のしるしがはっきりとあらわれていくかも知れません。油断せずに祈りましょう。主は、すべてを教えてくださったと書いてあります。みことばに目を留めましょう。

　

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