あなたのみことばは, 私の 足のともしび, 私の 道の 光です.
詩篇 119:105

みことば

天国という希望

投稿者
hirakata
投稿日
2021-08-07 12:05
閲覧数
716
 「眠っている人たちについては、兄弟たち、あなたがたに知らずにいてほしくありません。…神はまた同じように、イエスにあって眠った人たちを、イエスとともに連れてこられるはずです。」(Ⅰテサロニケ4:13–14)

  天国はどのようなところなのでしょう。死後、天国でどのような生活を過ごすのでしょうか。年齢を重ねたからでしょうか、そのことを知りたいと身に染みて感じる今日この頃です。私たちは、天国でも私たちのままでいられるのでしょうか。聖書は、私たちに何を教えているのでしょう。

 天国では、すべての記憶がなくなるのでしょうか。ギリシャ語で「真実(aletheia)」という言葉は、「忘れることを止める」という意味だそうです。その意味は、ただしく過去を覚えるということです。天国で、私たちは私たちであり続けるでしょう。そうでなければ、どうして自分だと思えるでしょうか。自分という意識があり、過去の歴史もはっきりと記憶しています。ただし、それは正しく、真実に覚える仕方で残り続けるのです。赦され、きよめられ、感謝に変えられた記憶としてなのです。

 また、懐かしい人、眠っている人たちとの再会はあるのでしょうか。聖書は、「眠った人たち」と天で再会すると教えています。私たちは、懐かしい人たちとの再会を期待しています。主が、その人たちを連れて来て、私たちと再会させてくださると約束されたからです。

 私にも、ぜひとも再会したい人たちがいます。信仰の恩師である堀越暢治牧師や金泳吉博士と再会したいのです。手を取り合って、涙を流して、抱き合って、彼らからいただいた恵みと愛について、心からの感謝をささげたい。また、私たち夫婦の間に生まれた次男との再会です。私は、彼に会って赦しを請わなければなりません。それこそが、私が天国に行く最大の理由です。私が救われたのは、家族が救われたのはあなたのおかげだと感謝したいのです。私たちは、1歳半の頃の彼しか知りません。しかし、そのとき私は彼を見分けることができるし、彼もまた、私を見分けてくれるに違いありません。

 その時が訪れることを楽しみに、しばらくの間、この地上でのたたかい、信仰生活に励もうと決意しています。私は、だんだんとわかるようになっています。天国への希望こそが私たちの生きる力なのだと…。

 

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