あなたのみことばは, 私の 足のともしび, 私の 道の 光です.
詩篇 119:105

みことば

私を見捨てて

投稿者
hirakata
投稿日
2021-12-30 08:44
閲覧数
711
 「デマスは今の世を愛し、私を見捨ててテサロニケに行ってしまいました。また、クレスケンスはガラテヤに、テトスはダルマティアに行きました。ルカだけが私とともにいます。」(Ⅱテモテ4章10−11節)

 教会に保管されている会員名簿を見ました。なんと多くの方が、会員として登録されているかと驚きました。その人たちは、どこに行ってしまったのでしょうか。すでに亡くなった方々もいるでしょう。引越して、他の教会で信仰生活を送っておられる方もいるに違いありません。しかし、中には世を愛して信仰を捨ててしまった人も少なくないように思います。

 パウロを見捨てて、どこかに行ってしまった信徒たちが大勢いました。「ルカだけが私とともにいます。」その心情は、どのようなものだったでしょうか。「私の最初の弁明の際、だれも私を支持してくれず、みな私を見捨ててしまいました。」(Ⅱテモテ4:16)とも書いています。決して挫けることはありませんでしたが、傷つき、失望、落胆したに違いありません。

 かつての会員の信仰の証を読みました。みな、すばらしい信仰の決意、イエス・キリストとの出会いを書いていました。しかし、現実は甘くありません。信仰の生涯を全うすることの困難さを覚えます。他人事ではありません。当の私自身、いつ信仰から離れてしまうかわからないのです。自分の信仰など、所詮、そのようなものだということです。

 ただ、主に信頼するしかありません。私の信仰ではなく、私のために十字架で死んでよみがえってくださった方を見続けるだけです。信仰の重心は自分ではなく、主イエス・キリストなのです。その方は私の信仰を守り、かの日に天に迎えてくださるに違いありません。傷つき、孤独の痛みに打ちひしがれたパウロが立ち続けられたのは、主の助けと励ましがあったからでした。パウロの告白は、信仰のゆえの孤独に苦しむ私たちへの天からの励ましです。

 「しかし、主は私とともに立ち、私に力を与えてくださいました。それは、私を通してみことばが余すところなく宣べ伝えられ、すべての人々がみことばを聞くようになるためでした。こうして私は獅子の口から救い出されたのです。」(Ⅱテモテ4:17)

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その希望のゆえに
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何のことか分からなかった
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カルト宗教の定義
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